2001年10月27日: Intuos2

  •  前々から気になっていたWACOMのタブレットintuos2のA5サイズ版(i-620)を購入しました。今までは同じくWACOMのタブレットFAVO(の旧モデル)を使って、狭いA6サイズの領域の中でちまちまとペンを動かして描いていましたが、FAVOのA6サイズから作業領域が一回り大きくなっただけで、操作性がすごく良くなりました。またタブレット付属のペンを使っての描き心地も断然よく、任意のショートカットキーを割り当てることのできるファンクションボックス等、地味だけれども気の利いた機能が追加されており、使ってみて非常に満足してます(^^)。

  •  ハードの出来がなかなか良いというだけでも満足ですが、付属するソフトも実用的なソフトから、ちょっと毛色の変わったソフトまで色々とそろってます。使ってみたソフトに関して、ちょっと感想なんかを書いてみました。


    ComicStudio Mini

     株式会社セルシスのデジコミ作成ソフト(?)ComicStudioの機能限定版です。これ1本で漫画のネーム作成からペン入れ、トーン張り、果ては印刷所へのデジタル入稿までできるという触れ込みのソフトです。別に漫画を描くわけではないですが(いつか描ければいいな、とは常々思ってますがまだまだ先の話(苦笑))、紙原稿に描く感覚でペン入れができるらしい、ということでうまくすればイラストの線入れに使えないかな、ということで使ってみました。

     で、実際に少し使ってみた感想ですが、比較的自然な感じでペン入れはできました。タブレットで線を引くときには、慣れないとどうしても線がぶれてしまうということがありますが、このソフトでは多少のぶれは自動的に補正してくれるので、慣れなくとも綺麗な線を引くことができますし(この機能はOFFにすることも可能)、実際にペンで描くのと同様、タブレットのペン角度や筆圧で線の特性を変化させることができます。また、書き込んだ線はベクトル線として取り扱われており、書いた後から線の曲がり具合や始点、終点修正が可能であったり、一度引いた線の太さを自由に変えることができる等、面白い機能が多いです。

     ただ、致命的なほどに動作が遅いのだけは何とかしてほしいところです。引き損ねた1本の線をアンドゥするのに、Athlon 1GHz, 384MB のメモリを積んだマシンで3秒以上かかるのはちょっと(^^;。ついでに、このソフトで全ての作業を完結できることが逆に災いしてか、書き上げた作品の出力はプリンタで紙への出力か、独自形式のファイルに書き出すか(当然他にサポートするソフトなし)しか選択できません。アマチュア、プロを問わずPC上で漫画やイラストを描く人がよくする、ペン入れはこのソフトでやって、トーンワークや着色は別ソフトで・・・なんていう複数ソフトを使っての連携作業的な使い方ができません。私も普段はそのような使い方をするだけに、この制限は非常に痛いです(^^;。

    #ちょっと工夫すればEPSやBMP形式への書き出しはできますが、あくまでも裏技ということ、
    #かつ綺麗には出力できないということで、結局他ソフトとの連携は難しそうです。

     コンセプト自体はすごく面白いのに、変なところで損をしているようなソフトのように思えます。


    Expression Lite Edition

     こちらはCreature House社から販売されているドローソフトの機能限定版です。こちらも入力した線はベクトルで扱われますが、動作自体はこちらの方が100倍軽いです。さすがにComicStudioにある入力線の自動修正のような機能はありませんが、動作が軽快でストレス無く使えるというのは非常に嬉しいことです(^^)。さらにEPS形式での書き出しにも標準で対応してるので、他ソフトとの連携も問題ありません。

     今のところはイラストの線入れにのみしか使っていませんが、ここを見る限りだとなかなか面白そうな機能が満載なので、操作に慣れたら色々試してみたいものです。

  •  他にもPainter Classicや期間、数量限定でPhotoshop Elementsが付いてくるので総合的にはなかなかお買い得なものだと思います。ただ、Photoshop Elementsって既にパッケージ版を持ってるんですよね(^^;。どうしましょ。

  • 10月21日: 楽器フェア続き

  •  昨日の日記では楽器フェアに出展されていたヤマハ製品についてしか書いてませんでしたが、とりあえずRolandの SD-90 についてもちょっとだけ書いておきます。

  •  細かい仕様は省いて(ぉぃ外見上の大きな特徴を見てみると(カタログからスキャンした写真はこちら)、まずは燦然と輝くXG Lite のロゴ(笑)。そして巨大な図体。高さはおそらくMU1000と同じぐらい、奥行きはMU1000の1.2〜1.3倍ほどと、でかいでかいと思っていたMU128/1000/2000をも上回るサイズです。

     正面には前述の XG Lite のロゴに加え GM2, GS ロゴが並んでますが、それぞれのロゴの大きさが明らかに違います。具体的には GM2 のロゴが一番大きくて、GS, XG Lite のロゴが控えめに配置されてます。モデル名が従来の SC ではなく SD になっている事からも明らかな通り、従来のSCシリーズ(≒DTM向けの音源)とは違うということを主張しているかのようです。カタログの中にはそれを裏付けるような、今までのSCシリーズのカタログには殆ど書かれることの無かった次のような記述があります。

      「MIDI音源部はGSとの互換性はありますが、SC-88ProやSC-8850
      などの特定機種に備わった固有の音色に対する互換性はありません。」

     ・・・今までのSCシリーズと同じようなノリで買うと、絶対に痛い目を見そうな音源です(笑)。ただ、過去のしがらみを消しておく(互換性をあえて消してしまう)ことで、(Rolandが)好き放題やれるようになったのは、純粋にシンセを求めるユーザにとっては朗報でしょうか。

    #今までRolandの音源間に互換性があったのか?ということに付いては
    #あえて触れないでおくことにします(爆)。

     ただ、こうしてしまうことで従来のXV系統との差が小さくなったわけで、両者の区別をどうつけていくのか、結構疑問なところですが・・・。今までSCを買っていたユーザはSDに!ということなのかもしれませんが、それをするには互換性が無いと言い切っているのはかなり痛いような。

  • 10月20日: 楽器フェア

  •  池袋のサンシャインシティー内で開催されている楽器フェアを見てきました。目的は、某所で噂されていた新MUが展示されていないかな〜?、という期待があったからなのですが、結局ヤマハのブースには新MUはありませんでした。でも、事前に殆ど情報が無かった、ソフトやらハードやらが幾つか並んでいたので、ここに書いておきます。・・・ちなみにここにかかれているのはヤマハの情報のみです。ローランド関係は既に公表されてる通りなので、ここでは割愛します(^^;。

    • SOL(Sequencer Object Linking)

       新しいシーケンスソフトです。今までの XGworks がMIDIデータのシーケンスに重みを置いていたのに対し、オーディオソースのミキシングやエフェクト付与といった、オーディオソースのシーケンスに力を入れているようです。カタログに記載された特徴を極力そのまま抜粋すると・・・

      • ダイレクトで直感的な音楽製作を実現するスムーズな操作性
      • オーディオとMIDIをシームレスにハンドリング
         - 24bit/96kHz 高品位オーディオとMIDIデータをシームレスにハンドリング
         - 世界トップクラスのタイムストレッチとMOTIF/RS7000直系のスライサー
          を搭載
         - オーディオ素材のテンポ/ピッチ/フォルマント編集を自在にこなし、
          MIDI/オーディオを意識することなく音楽製作に取り組むことが可能
      • オートメーションも自在、最大128chのオーディオ・ミキサー
         - 02R直系の高機能ミキサーを搭載
         - 各トラックのレベルやパン、エフェクトなど様々なパラメーターを自動制御
          するミキシング・オートメーションも実現
      • MIDI表情付け支援機能「オートアーティキュレーション」搭載
         - MIDIの単調な打ち込みデータが、ワンタッチで抑揚のある音楽的な
          フレーズに!

        etc, etc・・・

       いろいろ機能は増えてますが、殆どはオーディオ周りに関連した機能です。私のようにMIDIシーケンスぐらいしかしない人にとってはあまりに価値の無いもったいないソフトかもしれません(^^;。

    • MU2000 -Extended Edition-

       名称で殆ど想像がつく品ですね(笑)。以前のMU2000から変わった機能を、カタログから抜粋してみると・・・

      • ADインプットからの入力信号に内臓のエフェクトをかけ、音源自体の音声とは別に独立してデジタルアウト端子より出力することが可能。UW500と組み合わせることでエフェクター搭載のUSBオーディオインタフェースとして使用可能
      • プロのノウハウを凝縮したプリセットプログラムをADインプットに追加。ギター/ベース/ボーカルの高品位レコーディングも手軽に実現

       以上はオーディオ周りの機能アップです。前出のSOLやUSBオーディオインタフェースUW500との連携を意識した機能アップのようです。以下は音源そのものの機能アップについてです。

      • 究極のシンセサイザMOTIFに搭載された本格派エフェクトを追加搭載。VARIATION/INSERTION1〜4のエフェクトタイプは116とさらに強力に
      • ローランド株式会社「GSフォーマット」に対応

       かなり控えめな機能アップです(笑)。エフェクトが増える事はともかく、GS対応というのは非公式ながら初代MUから実現できていたわけで、なんだかな〜という感じです。でも写真の通りきちんとGSロゴがついている(写真はカタログのものですが、モノクロということもあってパチもののように見えないことも無いです(笑))ということで、互換性アップ等、もしかすると従来のTG300Bモードとはかなり変わるのかもしれません。

      #そうなってほしいと、期待を込めて書いておく(^^;

       あと、MU1000/2000ユーザにとっては嬉しい記述がカタログに。

      • MU2000/MU1000既存ユーザの方には、ホームページにて無償で-Extended Edition-へのバージョンアップサービスを実施予定です

       以前行われた、MU128のGM2対応のときと同じく、音源のファームウェアのバージョンアップで対応させるのでしょうか?ともかく、既存のユーザを捨てないこの姿勢には好感が持てます(^^)。ちなみにこの新MU2000の単体販売価格に変更はないとの事。

    • HELLO! MUSIC! 2000/500 AUDIO

       上述のSOL、MU2000 or MU500、それに加えて UW500とのセット品です。価格は未定のようですが、既存のセットと同程度の価格ならば「買い」かもしれません。逆に高くなっているのなら・・・(以下削除(^^;)。

    • UW10

       このような感じの小型USBオーディオインタフェースです。LINE IN/OUT、光デジタルIN/OUT と入出力関係は最小限ですが、電源不要(バスパワードタイプ)ということもあって、個人的には今回見た中でもっともほしくなった品です(笑)。

      #部屋を見渡すと、色々な機器からのACアダプタがごろごろと転がっているので、
      #これ以上アダプタ類は増やしたくないのです

  • 10月17日: 

  •  メインマシンで使ってる富士通製のHDD(MPG3409AT)。Windows2000の起動中に必ず一度「カコーン」という音を立てて毎度ひやひやさせてくれるのですが、最近なんかその音が大きくなりつつあるような・・・。例えるのなら、ここにある "Bad Head 1.wav"のような音が一瞬だけなる(実際にはもう少し甲高い音ですが)というような感じです。・・・動き出せばすごく静かでいいHDDなんですがねぇ(^^;。取り返しのつかないことになる前に、重要なデータのバックアップを作成しておかねば<自分。

  •  こちらのサイトで見かけたAV試聴環境コーナーにちょっと触発されて、自分のAV環境を書き出してみました。で、結果が下の図ですが、見事にPCとMIDI音源を軸に回る環境だということが一目瞭然です(^^;。ちなみにこの図は、仕事での資料作成と大学でのプレゼンぐらいにしか使わない Power Point を使って作成してます(笑)。

     この構成は、

    • 全ての音声、映像ソースを極力メインのPCでキャプチャできる環境にしたい
    • 特に、音声はデジタル経由で取り込み、出力ができるようにしたい
    • でも、音声はアナログでも聴けるような環境にしたい(ぉ

    というかなりわがままな願望の元に作成されてます。おかげで、MIDI音源のMU1000が簡易A/Dコンバータになるという、「普通はこんな使い方しないだろーな」ということになってます。あとは音声系は重視してる(ホントか?)割には、映像系がかなりダメダメなことになっている事が問題でしょうか(^^;。特にLDの配線なんかはVHSを経由して出力という、とんでもないことになっていますし。せめて映像セレクタぐらいは使わないとだめですね。

    #音声系も本来ならミキサを使って、すっきりまとめたいところですが、
    #金が〜、場所が〜・・・(^^;。

  • 10月8日: アンケート

  •  先月末から設置しているアンケート。最悪回答ゼロというのも覚悟していたのですが何人かの方からご回答を頂き、ほっと胸をなでおろしています。中にはコメントまでつけてくださる方もいて、励ましやら手厳しい意見(でも的を得た意見なので、すごく参考になりました)やら、ともかく人それぞれにいろいろな考え方、価値観があるのだな〜と興味深く読ませていただいてます。コメントを頂いたからには、それ相応にがんばらないといけませんね(^^;<自分。

  •  アンケートは一応今月末あたりまで続けるつもりで、それが終わったら結果はまとめてご報告したいと思います。引き続き、ご協力をお願いしますm(__)m。

  •  クラシック好きの会社の同期に、「クラシックいいよねぇ。地元じゃ生演奏を聴く機会がなかなか無くて・・・。」なんて事を話してたら、その同期から「演奏会に行かない?」と誘われたので(嬉)、じゃあお言葉に甘えて・・・ということで、クラシックのコンサートを聴きに行ってきました。

    #ちなみに、誘ってくれたのは会社の同期のなので、変な詮索はしないように(爆)

  •  普段はCDでJPOPやらアニソンやら(ぉゲームミュージック(ぉぉばっかり聴いてるか、そうでなければMIDI音源の音ばかり聴いてるという事で、生演奏、しかもフルオーケストラの演奏を聴けたのはいい耳の保養になりました(^^)。曲目もチャイコフスキーの交響曲第5番と6番「悲愴」、幻想序曲「ロメオとジュリエット」ということで、曲名は知らなくとも(コラ)聴きだすと「ああ、この曲か」と思い当たる節のあるものばかりで、聴いてて飽きませんでした。10月2日に放送されたプロジェクトXじゃないですが、ピアノ調律師のタローネが言った「フォルテシモは「宇宙」、ピアニシモは「青空」」(だったかな?)という言葉の片燐を少しは感じ取ることができた・・・かな?

  •  自分はDTM、しかも既成曲の耳コピを専門にしていますが、その目標は「元となった曲を完全に再現すること」、究極の目標は「元の曲をも超えること」だとよく言う人がいます(自分も以前はそうだった)。ですが「元の曲を超える」ということは、打ち込みの元となった曲そのものを否定することになるのでは?と思ったりもします。打ち込みで元曲の演奏の息遣い、弓使いに迫ることはできても、それを超えることは決してできないはず。技術うんぬんではなく、なんていうのか会場にいる奏者と観衆の一体感、これだけはやはり生身の人間同士でないと感じ取ることはできませんから・・・。

     もうちょと外に出て、生の音楽に触れる機会をつくらにゃいけないなぁ・・・そういう風に考えさせられた演奏会でした。

  • 雑記

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